「⼤切なのは何か失敗をしたとき、何か経験をしたときに物事の本質をどのように捉え、またその原因をどのように考えるかということです。
「何故だろう」「本意はどこにあるのだろう」「真理は何なのだろう」という疑問を持ち、物事の本質を問い続け、⾃分⾃⾝を顧みることによって成⻑が⽣まれます。
それぞれがそれぞれの環境のなかで、成功や失敗を繰り返し、物事の本質を問い続けながら限りな く成⻑していきます。

何か問題や不都合な事態が⽣じたときには幅広く衆知を集め、これに対する検討を充分⾏い、仮に失敗したとしても「全ての責任は我にあり」との姿勢を⼤切にし、「⾃分の夢は⾃分⾃⾝の⼿で」「⾃分の将来は⾃分⾃⾝の⼒で」ということを肝に銘じ、独⽴⼼をもって歩むことを⼤切にします。

どんなに⽴派な話をしても、どんなに⾼い理想を持っていても、それが⾏為に出なくては何の役にも⽴たないばかりか、かえって成⻑の妨げとなります。
全ての事柄は⾏動が伴ってはじめて意味を持ち、説得⼒を⽣むのです。理論にとらわれず中⾝のある⾏動こそを重視します。

⽬⽴った物事に対しては気も遣い⼤切に扱うが、⼩さな事や⽬⽴たないものに対しては粗末な扱いをしがちです。習慣は⽇々の⼩さな積み重ねから培われ、何気ない⾔葉や動作からその⼈柄がしのばれるものです。
相⼿を傷つけたり、他⼈の苦労を踏みにじってしまう⾔葉など悪い習慣は改め、良い習慣を⾝につけると同時に、つまらないことや⼩さな意地にとらわれず、⼤きな⼼と広い視野を持ち歩んでいきます。

利益の概念は時間を無視しては語れません。⼀万円は⼤切にしても⼀時間は⼤切にしないのが現実です。
なぜ⾼い料⾦を払って⾼速道路を利⽤するのか、なぜ普通電⾞に乗らず特急電⾞に乗るのか、すべて時間を買うためにお⾦を⽀払っている訳です。こう考えれば時間を無駄には使えない筈です。
時間はあまりにも⾝近にあって、これほど粗末にしがちなものです。時間は価値が有り⼤事なものだと意識し⼤切にしていきます。

どんなに⼩さな事でも粗末に扱わず、どんなに優位な⽴場であろうと驕った態度をとることなどは頑として排除し、今⽇があるのはまわりの⽅々の「応援があったからこそ」ということを決して忘れず、お取引先をはじめ当社に関わる全ての⽅々を⼤切に思う謙虚な姿勢と、常に感謝する⼼を忘れません。